院長の磯村です。
つい、先日の12月17日(土)に日本救急医学会が医療従事者向けに行っている蘇生トレーニング、ICLS(Immediate Cardiac Life Support)を親子で受講してきました。
「心停止」というのは、誰にも起こり得るもので、いかに迅速に適切な処置を対応するか?が重要になっていきます。
今回、私たちが受講してきたILCSの蘇生トレーニングは
蘇生を始める必要性を判断でき、行動に移すことができる
BLS(一次救命処置)に習熟する
AED(自動体外式除細動器)を安全に操作できる
心停止時の4つの心電図波形を診断できる
除細動の適応を判断できる
電気ショックを安全かつ確実に行なうことができる
状況と自分の技能に応じた気道管理法を選択し実施できる
気道が確実に確保できているかどうかを判断できる
状況に応じて適切な薬剤を適切な方法で投与できる
治療可能な心停止の原因を知り、原因検索を行動にできる
(ICLSのホームページから内容を抜粋)
上記の内容のものを約8時間の講習会を経て、学んできました。
私は歯科医師ではありますが、専門領域である歯や口腔内だけを勉強するだけではなく、栄養や運動、そして、今回のような緊急時に備えるための知識やスキルなど、様々なことが必要だと考えています。
もしかしたら、見る人が見たらきれいごとに見えるかもしれませんが、患者様の健康レベルを高め、健康な状態を少しでも維持・増進できる支援ができればいいなと考えております。
特に最近は急激に冷えてきましたので、基礎体温も低くなりやすい傾向があるため、筋肉が固まりやすく、血液の流れが悪くなりやすい時期です。
できる限り、家の中は、温かくして、靴下を履いて過ごしたりして、身体の体温を高めて過ごすことをしてみてください。